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2011年2月28日
2011年2月28日配信の記事一覧
- 大和印刷と太陽の家、BOOKSCANプロフェッショナルで業務提携
- hon.jp、「米O'Reilly、自社サイトの2010年の総売り上げ点数の88%、総売上金額の79%が電子書籍に」
- コベック、iPhone/iPad向け電子書籍ストアアプリ「グリフォン書店」の配信を3月開始
- @niftyビジネス、「初挑戦! Android携帯で電子書籍や雑誌を読んでみた」
- 月刊コミック誌「コミックラッシュ」のiPhone/iPad向けアプリを配信開始
- asahi.com、「米国発オンデマンド印刷機 エスプレッソ・ブック・マシンが三省堂に登場」
- CNET Japan、「グーグル、Android Marketに電子書籍を追加」
- PC Online、「なぎさホテル ~オリジナルレーベル第一弾は、伊集院静の青春グラフィティ」
- KDDI、Motorola製Android3.0搭載タブレット「XOOM」を4月発売
- フォーサイド・ドット・コム、社名を「SmartEbook.com」に4月1日付けで変更
- シーエムパンチとブレインハーツ、iPad向け電子書籍アプリによる出版サービスを提供開始
- シックス・アパート、「Movable Typeを利用した電子書籍・電子ブック制作サービス」セミナーを3月15日開催
- 出版4団体、バイドゥへの抗議声明を発表
- Adobe Digital Publishing Suite、Appleのサブスクリプション課金とGoogle One Passの両方に対応
- 内閣知的財産戦略本部、「知的財産推進計画2011」のパブリックコメントを公表
内閣知的財産戦略本部、「知的財産推進計画2011」のパブリックコメントを公表
Adobe Digital Publishing Suite、Appleのサブスクリプション課金とGoogle One Passの両方に対応
Adobe Systemsは、Adobe Digital Publishing Suiteが雑誌や新聞の出版社を対象としたApple App Storeの「サブスクリプション課金サービス」およびGoogle「One Pass」の両方に対応すると発表しました。
Adobeのクリエイティブ&インタラクティブソリューション事業部門担当副社長David Wadhwani氏は、
“出版業界は、雑誌や新聞でサブスクリプション版を提供することに意欲的であり、当社のDigital Publishing Suiteは、AppleのサブスクリプションとGoogle One Passサービスの両方に対応しています。Google One Passによって、出版社へ市場が開かれると同時に、テクノロジープロバイダーの間で健全な競争が行われることで、デジタル出版業界にとっては、明るい未来が約束されることになります。どの端末リーダーを選択しても、今後は最高のデジタル版を楽しむことができるようになります。”と述べています。
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- Apple、App Storeで定期購読サービスを開始(2011年2月16日)
- Google、デジタルコンテンツ課金サービス「One Pass」を発表(2011年2月17日)
- VPJ、「WoodWing Enterpriseデジタルマガジン制作ツール」がApp Storeの定期購読サービスに対応(2011年2月23日)
出版4団体、バイドゥへの抗議声明を発表
日本書籍出版協会(JBPA)、日本雑誌協会(JMPA)、日本電子書籍出版社協会(EBPAJ)、デジタルコミック協議会の4団体は、バイドゥが提供している「Baiduライブラリ」において「デジタル海賊版」の小説やコミックが配信されている問題についての抗議声明を発表しました。
同文書によると、海賊版の配信に対して著者や出版社がバイドゥに対して削除を要請しても、違法なデータのアップロードは後を絶たず、 いたちごっこが続いている状況で、これは「バイドゥ社に重大な責任がある」としています。
なお、出版4団体は、AppleのApp Storeに対しても2010年12月に同様の抗議声明を出しています。
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- 出版4団体、Appleへの抗議文を公開(2010年12月14日)
シックス・アパート、「Movable Typeを利用した電子書籍・電子ブック制作サービス」セミナーを3月15日開催
シックス・アパートが、「Movable Typeを利用した電子書籍・電子ブック制作サービス」セミナーを3月15日に開催すると案内しています。参加費は無料。
セミナーの開催日時と場所、プログラム内容は以下の通り。
日時:2011年3月15日(火) 14:00~17:00
場所:関東ITソフトウェア健保会館 市ヶ谷会議室 →地図
定員:70名
プログラム:
- Movable Type 5 最新情報(金子順/シックス・アパート)
- Movable Type+ePublisherで5分間でePubを作る(野田純生/アルファサード)
- 電子書籍ビジネスの理想と現実(谷川耕一/ブレインハーツ)
- ePublisherによるePub雑誌編集の可能性と、電子書籍(ePub)を活用した広報先進事例のご紹介(佐々木康彦/シーエムパンチ)
- Movable Typeを利用した電子書籍(ePub)配信の実例(佐藤新一/ウィゾ・プロダクション)
シーエムパンチとブレインハーツ、iPad向け電子書籍アプリによる出版サービスを提供開始
eBookProは、雑誌「JAZZ JAPAN」の電子書籍化に参画するほか、日本オラクルの電子広報誌「社員犬CANDY」など、EPUB形式の出版ビジネスに関わってきました。EPUBの電子書籍制作は比較的手軽で低コストで実現できる反面、コピーコントロールなどの著作権管理の仕組みを組み込むことが難しい現状があり、コピーコントロールおよび著作権管理が可能で表現力豊かな電子書籍出版を行うために、iPad向けのアプリ形式で電子書籍を制作・販売するサービスを開始することにしたとのことです。
同サービスは、既存のDTPデータなどを利用して、ページめくりページジャンプ機能などを組み込んだiPad向けの電子書籍アプリを制作するもので、HTML5を活用して動画や音声の組み込みやインタラクティブな操作が可能な電子書籍アプリを制作するとしています。制作した電子書籍のApp Storeへの登録・販売、Twitterなどのソーシャルネットワークを用いたプロモーション活動も実施します。
料金は、完成原稿データがある場合は初期費用は発生せず、App Storeでの販売価格から利用手数料を除いた売り上げをコンテンツ提供者とeBookProで分けあうレベニューシェアとなります。基本のシェア割合は50:50。たとえば、1000円の電子書籍アプリを販売した場合、App Storeの利用手数料が300円で、コンテンツ提供者とeBookProが350円ずつ分けあうことになります。
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- 日本オラクル、電子広報誌「社員犬CANDY」を発行(2011年1月21日)
フォーサイド・ドット・コム、社名を「SmartEbook.com」に4月1日付けで変更
携帯電話向け電子書籍配信などを手がけるフォーサイド・ドット・コムは、社名を「SmartEbook.com」に4月1日付けで変更すると発表しました。
変更の理由として、「電子書籍ビジネスへの特化の戦略をとるにあたり、商号に『ebook』を含めることで、電子書籍市場における同社のブランド価値構築と、新たな企業イメージを明確に表すため」としています。
KDDI、Motorola製Android3.0搭載タブレット「XOOM」を4月発売
KDDIおよび沖縄セルラーは、Android3.0 Honeycombを搭載したMotorola Mobility製のタブレット端末「XOOM Wi-Fi TBi11M」を4月上旬以降に発売すると発表しました。
XOOMは、10.1インチ(解像度1280×800ドット)の液晶ディスプレイを搭載したタブレット端末で、CPUにはNVIDIAのデュアルコアTegra 2(1GHz)を採用しています。内蔵メモリは32GBで、microSDHCカードも利用できます。サイズは167(H) ×249(W) ×12.9(D)mm、重量は約700g。
その他の主なスペックは以下の通り。
- フルHD画質の動画再生が可能で、Adobe Flash Playerにも対応
- 無線LAN規格はIEEE802.11b/g/nに対応
- Bluetooth 2.1+EDRに対応
- 外部インターフェースとしてmicroUSB 2.0を搭載
- 2基のデジタルカメラ(背面500万画素、前面200万画素)を搭載
- 連続待ち受け時間は約480時間、連続使用時間は約510分(YouTubeの連続再生)
PC Online、「なぎさホテル ~オリジナルレーベル第一弾は、伊集院静の青春グラフィティ」
nikkei BPnet PC Onlineが、深川岳志氏の連載「iPadで読む今週のお薦めコンテンツ」に「「なぎさホテル」~オリジナルレーベル第一弾は、伊集院静の青春グラフィティ」を掲載しています。
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- デジタルブックファクトリー、伊集院静「なぎさホテル」をiPhone/iPad向けに発売(2011年2月17日)
asahi.com、「米国発オンデマンド印刷機 エスプレッソ・ブック・マシンが三省堂に登場」
asahi.comが、「米国発オンデマンド印刷機 「エスプレッソ・ブック・マシン」が三省堂に登場」を掲載しています。
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- eBook USER、「三省堂書店オンデマンドで本のATMを体感してみた」(2010年12月16日)
月刊コミック誌「コミックラッシュ」のiPhone/iPad向けアプリを配信開始
月刊コミック誌「コミックラッシュ」のiPhone/iPad向けアプリがApp Storeで配信開始されています。価格は無料。
コミックラッシュは、紙媒体を1月26日発行の3月号で休刊とし、4月号より電子書籍に完全移行すると発表していました。現在、iPhone/iPad向けアプリでは、3月号を無料配信しているほか、コミックス単行本をアプリ内課金で購入できます。4月号は3月中旬に配信開始の予定で、価格は450円。
なお、パソコン向けには3月1日から、Android端末向けには3月上旬から4月号の配信を開始する予定です。
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- ジャイブ、月刊コミック雑誌「コミックラッシュ」を電子書籍に移行(2011年1月26日)
hon.jp、「米O'Reilly、自社サイトの2010年の総売り上げ点数の88%、総売上金額の79%が電子書籍に」
hon.jp DayWatchが、「米O'Reilly、自社サイトの2010年の総売り上げ点数の88%、総売上金額の79%が電子書籍に」を掲載しています。
関連リンク
- O'Reilly 2010 State of the Computer Book Market(PDF)
大和印刷と太陽の家、BOOKSCANプロフェッショナルで業務提携
「BOOKSCANプロフェッショナル」は、既存の書籍・雑誌を1冊1万円で電子書籍アプリ化するというサービス。東京のBOOKSCANセンターで書籍は裁断・スキャンされますが、今回の提携により、今後データの仕上がりに関するチェック業務を太陽の家の中に設けるBOOKSCANチェックセンターでスキャンされてから数時間以内に行うとのこと。これにより、大量に依頼があった場合でも高速に処理することができるようになるとしています。
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- ブックスキャン、1冊1万円でiPad向け電子書籍アプリを作成できるサービスを開始(2011年2月18日)
2011年2月27日
YOMIURI ONLINE、「電子書籍でサービス充実 国会図書館長が講演」
YOMIURI ONLINEが、「電子書籍でサービス充実 国会図書館長が講演」を掲載しています。
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- 岩手県立図書館、シンポ「デジタル時代の知の創造 ~電子出版と電子図書館~」を2月26日開催(2011年1月25日)
App Store 電子書籍ジャンルのトップセールスApp [2011/2/27]
・iPad
- マガストア 電子雑誌書店 無料
- ビューン(新聞、雑誌、テレビがあなたの手の中に) 無料
- i文庫HD 800円
- 地球書店 無料
- 日経BPストア 無料
- 動く! 動物図鑑:Animal Life for Japan 600円
- 少年サンデー コミックス 無料
- 元素図鑑: The Elemments in Japanese 1600円
- BOOK☆WALKER 無料
- 手塚治虫マガジン-Shop- 無料
・iPhone
- i文庫S 115円
- モテる男の超基本! 会話術ドリル / 伊東明 350円
- 地球書店 無料
- なんかヘン… / 堀江貴文&西村博之 600円
- BOOK☆WALKER 無料
- 少年サンデー コミックス 無料
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら / 岩崎夏海 800円
- リーダー論 〜若者に告ぐ31の掟〜 / 篠田庸介 350円
- 朗読少女 〜Story Time Girl〜 無料
- ビューン(新聞、雑誌、テレビがあなたの手の中に) 無料
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- App Store 電子書籍ジャンルのトップセールスApp [2011/2/20](2011年2月20日)
NagisaWorks、iPhone用電子書籍リーダーアプリ「i文庫S」を新規リリース
NagisaWorksは、iPhone向けに「i文庫」、iPad向けに「i文庫HD」という定番の電子書籍リーダーアプリを既にリリースしていますが、今回i文庫HDの機能をすべて搭載したiPhone用アプリを新規に開発し、「i文庫S」としてリリースしました。なお、i文庫については、今後も並行してサポートを続けるとのこと。
i文庫Sは、青空文庫に収蔵されている太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、宮沢賢治などの作品230タイトルを内蔵書籍としてあらかじめ収録しており、アプリをインストールするだけですぐに読書を始めることができます。内蔵書籍以外にも、1万タイトル近い青空文庫作品を追加ダウンロードして読むことができるほか、自分で用意したテキストファイルやPDF、JPEG形式の画像ファイルなども閲覧が可能になりました。
i文庫Sの主な特徴は以下の通り。
- 文字サイズやフォント、ページめくり、本棚などの設定をカスタマイズ可能
- 本文を解析し、索引を自動生成
- メモが書き込めるしおり
- しおりとメモはEvernoteに転送可能
- 本文内のキーワード検索が可能
- Google、Wikipedia、Yahoo辞書を使った単語検索
- 大辞林や大辞泉とのアプリ連携検索
- Dropbox、iDisk、Box.net、WebDAV、FTPなどのファイル転送をサポート
YouTube 「iBunkoS book viewer for iPhone」
2011年2月26日
Apple Store心斎橋、「「Creative Vision ゼロベースから始める電子出版・アプリケーション開発プロデュース」公開成果報告会」を3月4日開催
Apple Store心斎橋は、「「Creative Vision - ゼロベースから始める電子出版・アプリケーション開発プロデュース」公開成果報告会」を3月4日17時30分から開催すると案内しています。
内容:
“近畿経済産業局主催、(財)大阪市都市型産業振興センターメビック扇町の企画協力による高度コンテンツ人材育成ワークショップ「Creative Vision」の受講生が、電子書籍やApp開発のプロジェクトをプレゼンテーションします。事前に選抜された6人の発表に対して、関西ウォーカー編集長の玉置泰紀氏ほかのコメンテーターがその場で講評を加えます。コンテンツクリエイター志望の方は必見のイベントです。”
Apple Store銀座、「白井敬尚×平野敬子トークショー:本の知と美の領域」を3月6日開催
Apple Store銀座が、3月6日18時から「白井敬尚×平野敬子トークショー:本の知と美の領域」を開催すると案内しています。
内容:
“日本デザインコミッティーが主催するデザインギャラリー1953企画展「本の知と美の領域VOL.1-白井敬尚の仕事」の協賛イベントです。エディトリアルデザインとタイポグラフィを中心に活躍する白井敬尚氏と、本展覧会の企画ディレクターであるデザイナーの平野敬子氏が、今日における本の知と美について語り合います。ぜひご参加ください。”
2011年2月25日
2011年2月25日配信の記事一覧
- 講談社と凸版印刷、岡田武史「蹴球日記」をiPhone/iPad向けに発売
- 図書印刷、「ブックーポン」の販促キャンペーン第2弾を開始
- 電子コミック誌「モーニング・ツー」42号のAndroid向け販売数は20部
- Jコミ、「コミックビューワーV3」の概要を発表 意見募集も
- eBookJapan、文春ウェブ文庫400タイトルがiPadで閲覧可能に
- ASCII.jp、「電子書籍元年は幻だったのか? 現状を確認してみた」
- プロデューサープラネット、「FUSEe EPUB eBook Nite」セミナーを3月2日から3週連続で開催
- WIRED VISION、「日本の英語版マンガが次々とiPad対応に」
- +D Mobile、「動画で見るスマートフォン Optimus Pad L-06C」
- マウスコンピューター、iriverブランドの電子書籍リーダーを4月1日発売 直販価格は1万9800円
- japan.internet.com、「Barnes&Nobleの自費出版サービス、開始4か月で電子書籍6万5000点以上を発行」
- WEB本の雑誌、「電子書籍が描く未来の読書像 第3回:幅允孝さん」
- デジクリ、「電子書籍に前向きになろうと考える出版社[04]イッキに数10万の既刊本をPDFにして販売したらいいのに」
マウスコンピューター、iriverブランドの電子書籍リーダーを4月1日発売 直販価格は1万9800円
Cover Story Basicは、E Ink製の6型タッチパネル式電子ペーパーディスプレイ(解像度は600x800ドット)を採用した電子書籍リーダーで、8階調グレースケールの表示が可能となっています。本体サイズは126.3(W)×168.2(H)×9.5(D)mm、重量は約282g。メモリは2GBを内蔵し、SD/SDHCカードスロットも搭載。バッテリーの持続時間は、約1万1000ページ。なお、Wi-Fiなどの通信機能は搭載していません。
対応ファイル形式は、電子書籍がPDF、EPUB、TXT、HWP、DJVU、FB2、画像がJPEG、BMP、GIF、PNG、ZIP(JPEG/BMP/GIF/PNG)。その他、DOCやXLS、PPTなどのMS Officeデータ、MP3やOGGなどの音楽データも利用できます。
+D Mobile、「動画で見るスマートフォン Optimus Pad L-06C」
プロデューサープラネット、「FUSEe EPUB eBook Nite」セミナーを3月2日から3週連続で開催
プロデューサープラネットが、「FUSEe EPUB eBook Nite オーサリングツール「FUSEe」で作る電子書籍の世界」セミナーを3月2日から3週連続で開催すると案内しています。参加費は5000円。
セミナーの開催日時と場所、プログラム内容は以下の通り。
日時:2011年3月2日(水)、3月9日(水)、3月16日(水) 18:30~20:30
場所:パレスサイドビル マイナビルーム →案内
プログラム内容:
- 電子書籍を出版するにはEPUBにどう取り組めばいいのか?
- 米国での電子書籍がEPUBが主流なワケ
- コンテンツ内容次第でEPUBでできること、できないこと
- FUSEeで小説書籍を作る(文字装飾と簡単なCSS設定)
- ビジュアル系書籍(コミック、写真集)
- EPUBで縦書き、日本語組版などうなってる? EPUB3が5月正式勧告
- 日本の電子出版ソリューションの比較とEPUBの違い
- 出版物を後世まで残すには
- 変りダネEPUB出版事例「ツイなぞ」
- 執筆・作成・販売までの少しだけ突っ込んだハナシ
- 書籍を書くということ:ブログとの違いは?
- 制作ポリシーを考える:互換性と表現力
- 文書構造の重要性について
- 表示確認の地味なハナシ
- 電子書籍販売のサービスを考える:3種のサービス紹介
- 日本語組版以外のEPUB3注目ポイント
- FUSEeが目指すEPUBの将来像
関連リンク
- フューズネットワーク 電子書籍制作環境 FUSEe
eBookJapan、文春ウェブ文庫400タイトルがiPadで閲覧可能に
今回閲覧できるようになったのは、「鬼平犯科帳」(池波正太郎著)、「御宿かわせみ」(平岩弓枝著)、「大地の子」(山崎豊子著)、「日本の黒い霧」(松本清張著)、「手鎖心中」(井上ひさし著)などの400タイトル。
なお、すでに文春ウェブ文庫を購入しているユーザーは、トランクルームサービス(無料)を利用すれば、パソコンからiPadに移動して閲覧することが可能になります。
Jコミ、「コミックビューワーV3」の概要を発表 意見募集も
Jコミが、Webブラウザで同サイトの漫画を読むためのビューワの最新版「新型コミックビューワーV3」の概要を発表しました。新型コミックビューワーV3は3月第1週にリリースの予定で、現在新型コミックビューワーV3に対する意見を募集しています。
Jコミでは、PDFのダウンロードともに「コミックビューワー」によるストリーミング形式での閲覧が可能になっています。コミックビューワーのバージョンアップの予定は、2010年12月末に明らかにされていました。
新型コミックビューワーV3の主な新機能は以下の通り。
- 見開き2ページと1ページを切り替えて表示が可能
- ページごとにコメントを付けることが可能
- 漫画のセリフをテキスト形式で入力でき、Google翻訳のAPIを使って各国語に自動翻訳
- 漫画のセリフの音声読み上げ
- 特定の単語を全巻から検索可能
- PCはバナー広告、スマートフォンは文字広告を下部に表示
- 拡大(ルーペ)機能
なお、新型コミックビューワーV3のサンプル版がすでに公開されており、ページ表示切り替え、コメント入力、セリフ入力の機能が体験できるようになっています。
電子コミック誌「モーニング・ツー」42号のAndroid向け販売数は20部
Twitterでモーニング・ツー(@morningtwo)が明らかにしたもの。これによると、NTTドコモとソフトバンクの合計で、41号が18部、42号が20部であったとのこと。「実は元手は安いから黒字なんです」ともつぶやいています。
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- 講談社、コミック誌「モーニング・ツー」をまるごと1冊スマートフォン向けに配信(2011年1月22日)
図書印刷、「ブックーポン」の販促キャンペーン第2弾を開始
同サイトは、対象となる電子書籍についてTwitterに応援ツイートすると、ツイートの数に応じて電子書籍の価格を値下げし、期間限定で販売するというサービスを展開しています。第1弾として、2010年12月に技術評論社のiPhone/iPad向け電子書籍アプリ3タイトルを対象に実施されました。
今回第2弾として、以下のiPhone/iPad向け電子書籍アプリ2タイトルを対象にキャンペーンが実施されます。
- ノンタイトル まだタイトルマッチじゃない / 岡康道 / 玄光社(通常価格800円)
- こころの冒険ゲーム ~本当の自分がわかる! もっと心が強くなる! / 渋谷昌三 / 法研(通常価格700円)
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- 図書印刷、電子書籍の応援&割引サイトを開設(2010年12月1日)
講談社と凸版印刷、岡田武史「蹴球日記」をiPhone/iPad向けに発売
同アプリは、2002年に出版された岡田氏の監督論を綴った同名書籍を電子書籍化したもの。特典として、岡田氏のインタビューや当時の映像、南アフリカ大会の写真集と試合レビュー、日本代表の歴史年表などを追加収録しています。今回、違和感なく読者が楽しめるように、文章と映像・写真のシームレスな切り替えが可能なビューワアプリを新たに共同開発したとのこと。
2011年2月24日
2011年2月24日配信の記事一覧
- アンテナハウス、2月28日開催の「EPUBで未来を開く」セミナーをUstream中継
- Jコミ、「交通事故鑑定人 環倫一郎」の広告収入額は106万5000円と発表
- 角川とグリー、インターネットコンテンツ事業で提携 「ソーシャル電子書籍アプリ」を開発
- 大日本印刷、出版社向けのデジタル雑誌制作支援サービスを開始
- コベック、Android端末向け電子書籍制作サービスを提供開始
- インプレス、電子雑誌「OnDeck」の第4号を発行
- 集英社とヤフー、「集英社e文庫iPhoneアプリ」の提供を開始
- ケータイWatch、「ドコモの新機種、EPUB形式の取扱説明書eトリセツ」
- 集英社、ホリエモンとひろゆきの対談本をiPhone/iPad向け電子書籍として発売
- Apple、3月2日にスペシャルイベントを開催 「iPad2」を発表か?
Apple、3月2日にスペシャルイベントを開催 「iPad2」を発表か?
Appleが、3月2日午前10時(日本時間3月3日午前3時)から米カリフォルニア州サンフランシスコのYerba Buena Center for the Artsでスペシャルイベントを開催すると、報道機関など宛に招待状を送付しています。
イベントの招待状に添付されている画像に、iPadらしきデバイスが見えることから、「次世代iPad」が発表される可能性が濃厚です。
なお、初代iPadは2010年1月27日に発表され、2010年4月3日に米国でWi-Fi版の販売が開始されました。
集英社とヤフー、「集英社e文庫iPhoneアプリ」の提供を開始
これまで「集英社e文庫」は、集英社文庫や集英社新書、コバルト文庫、スーパーダッシュ文庫などの作品を携帯電話向けに販売していましたが、今回iPhone/iPad向けアプリとしても提供を開始しました。集英社とヤフーが連携することで、コンテンツの配信からプロモーションまでをノンストップで実現できるようになるとしています。
第1弾として、「天使の卵」(村山由佳著)シリーズ3部作を1つのアプリにした「天使の卵シリーズ三部作セット」の販売を開始しました。アプリには、約15時間におよぶ朗読音声や、描き下ろしイラストを含むイメージギャラリーなどが収録されています。価格は800円。分冊版も近日発売予定とのこと(各350円)。
インプレス、電子雑誌「OnDeck」の第4号を発行
インプレスR&Dが、電子出版をテーマにした電子雑誌「OnDeck」の第4号(2月24日号)を発行しています。EPUB版、MOBI(Kindle)版およびPDF版(簡易生成版)の3ファイル形式を用意しており、価格は無料。
なお、同社は第3号で行なった読者アンケート調査の結果を発表しました。それによると、第3号までの1万ダウンロード時点でのファイル形式別の比率は、EPUBが59.9%、PDFが21.0%、MOBIが19.1%という結果でした(第3号に限ると、EPUBが49.5%、MOBIが26.7%、PDFが23.9%)。閲覧デバイスについては、PCが22.4%、iPadが18.0%、Kindleが15.5%、iPhoneが13.9%、Androidが8.8%などとなっています。調査結果については、第4号に掲載されています。
第4号の主な内容
- 特集 日本の電子雑誌ストア研究
- 集中取材 Digital Book World 2011
- 集中取材 PAGE 2011レポート
- 電子出版ビジネス批評 The Daily
- キーマンインタビュー ボイジャー萩野正昭社長(後編)
- 出版社インタビュー 中央公論新社
- デバイスレビュー アップル iPod touch
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- インプレス、電子出版をテーマにした週刊電子雑誌「OnDeck」を創刊(2010年12月22日)
- インプレス、電子雑誌「OnDeck」の第2号を発行(2011年1月18日)
- インプレス、電子雑誌「OnDeck」の第3号を発行 Kindleにも対応(2011年2月3日)
コベック、Android端末向け電子書籍制作サービスを提供開始
同サービスは、PDFやJPEGファイルをAndroid向けの電子書籍に変換するというもの。作成した電子書籍は、Android 2.2以降のOSを搭載したスマートフォンやタブレット端末で閲覧できます。また、ハイパーリンクや音声・動画、全文検索などの機能を設定することも可能。
同社では、3月1日から4月29日まで「Wisebook2 for Android 無料モニターキャンペーン」を実施し、先着30社限定でAndroid端末向け電子書籍制作サービスを無料で行うそうです。
なお、Wisebook2シリーズは、2008年4月にWindows/Mac版、2010年9月にiOS版が販売開始されており、これまで450社に導入されているとのこと。
大日本印刷、出版社向けのデジタル雑誌制作支援サービスを開始
同サービスは、Adobe Creative Suite 5およびAdobe Digital Publishing Suiteを利用して、紙雑誌とデジタル雑誌の制作を同時に進行できるようにするもの。レイアウトの自動調整ができるほか、パノラマや360度カメラによる撮影、動画や音声の編集、データ変換などリッチコンテンツ素材の制作に一貫して対応可能で、通常の記事だけでなく特集や広告ページにもリッチコンテンツを組み込むことができるそうです。
第1弾として、山と溪谷社が2010年11月に発行した女性向けアウトドア季刊雑誌「Hütte(ヒュッテ) vol.02」のデジタル版を共同で試験的に制作し、読者モニター調査を3月に行う予定としています。デジタル版は、
- 短い制作期間で、印刷物のレイアウト通り全ページを電子化して、一部にリッチコンテンツを使用したもの
- 一部のページをデジタル版独自の効果的なレイアウトで再編集し、一部にリッチコンテンツを使用したもの
角川とグリー、インターネットコンテンツ事業で提携 「ソーシャル電子書籍アプリ」を開発
今回の業務提携により、角川の電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」とGREEのソーシャル性を融合した「ソーシャル電子書籍アプリ」を「GREE Platform」で2011年夏頃に提供開始する予定としています。自分が購入した書籍を友達と紹介しあったり、自分の購買履歴(本棚)や書評を共有したり、友達が欲しがっている書籍をプレゼントしたりといったことができるようになるとのこと。
将来的には、複数のユーザーの選択によってストーリーが変わっていくといった、既存の紙の本では表現できない新しいコンテンツの開発を共同で行うとしています。
他に、角川の映画やアニメなどのコンテンツを活用したソーシャルアプリをGREE Platformで提供するほか、両社のサービスおよびメディアを連携させた共同プロモーションを展開していくそうです。
Jコミ、「交通事故鑑定人 環倫一郎」の広告収入額は106万5000円と発表
この金額は、すでに広告代理店の手数料が引かれた額で、そのまま作者の手取り額になるとのこと。今回のように、作画と原作が分かれている場合は、事前に話し合いで決定された比率で分け、両者に振り込まれることになるそうです。ちなみに、2月24日17時時点での「交通事故鑑定人 環倫一郎」のPDFの延べダウンロード数は約36万9000となっています。
なお、「交通事故鑑定人 環倫一郎」に先がけて公開した「放課後ウェディング」(新條まゆ著)の広告収入額は52万5000円でした。
[2011/02/24 20:00 追記] 初出時の「交通事故鑑定人 環倫一郎」のPDFダウンロード数に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
関連記事
- Jコミ、樹崎聖「交通事故鑑定人 環倫一郎」全18巻を無料公開(2011年1月25日)
- Jコミ、「放課後ウェディング」の広告収入額を公表(2011年1月25日)
2011年2月23日
2011年2月23日配信の記事一覧
- PC Online、「【慶應義塾大学メディアセンター】大学図書館ならではの使命とは?」
- BCN、EPUB形式の電子書籍「IT×IT vol.6」を発売
- VPJ、「WoodWing Enterpriseデジタルマガジン制作ツール」がApp Storeの定期購読サービスに対応
- gihyo.jp、「世界を動かすデジタル体験を Adobe,2011年度事業戦略記者説明会を開催」
- Tech Crunch Japan、「「SaaSは対象でない」とジョブズ―では新講読ルールによる出版アプリとは?」
- +D PC USER、「biblio Leaf SP02 それは、本好きに対する挑戦?」
- 信毎Web、「紙と電子の書籍「共存」42%」
- INTERNET Watch、「15年前のDTPデータもiPad電子書籍化可能、QuarkXPress最新版を4月発売」
- 保育社、iPhone/iPad向けの電子書籍2タイトルを発売
- マイコミジャーナル、「原作も全編収録! 映画『新・のび太と鉄人兵団』公式ガイドが電子書籍で発売」
保育社、iPhone/iPad向けの電子書籍2タイトルを発売
保育社は、Impress Touchと共同で、iPhone/iPad向けの電子書籍アプリ2タイトルを発売しました。
ひとつは、30万部以上の売り上げを記録した書籍「カラーブックス・おりがみ」を電子書籍化した「復刻版おりがみ 上・下巻<伝承から創作へ>」。同アプリは、伝統的な折り紙からから創作折り紙まで147作品を上巻・下巻にわけて収録した折り紙の教本。iPhone向けとiPad向けは別アプリになっています。価格は各450円。
復刻版おりがみ 上巻<伝承から創作へ> for iPhone(450円)
復刻版おりがみ 下巻<創作への誘い> for iPhone(450円)
復刻版おりがみ 上巻<伝承から創作へ> for iPad(450円)
復刻版おりがみ 下巻<創作への誘い> for iPad(450円)
復刻版おりがみ 下巻<創作への誘い> for iPhone(450円)
復刻版おりがみ 上巻<伝承から創作へ> for iPad(450円)
復刻版おりがみ 下巻<創作への誘い> for iPad(450円)
もうひとつは、ケアマネジャー(介護支援専門員)受験対策のための用語集「ケアマネ受験重要用語集 ~まぎらわしい用語が整理できる!」。こちらもiPhone向けとiPad向けは別アプリになっています。価格は900円。
INTERNET Watch、「15年前のDTPデータもiPad電子書籍化可能、QuarkXPress最新版を4月発売」
INTERNET Watchが、「15年前のDTPデータもiPad電子書籍化可能、QuarkXPress最新版を4月発売」を掲載しています。
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- QuarkXPress QuarkXPress 9の新機能
VPJ、「WoodWing Enterpriseデジタルマガジン制作ツール」がApp Storeの定期購読サービスに対応
ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(VPJ)は、「WoodWing Enterpriseデジタルマガジン制作ツール」がApp Storeの定期購読サービスに対応したと発表しました。販売開始は、3月中旬以降の予定。
同ツールは、エンタープライズコンテンツマネジメントシステム「WoodWing Enterprise」のアドオン製品。Adobe InDesignのプラグインとして機能し、動画やBGMの埋め込み、スライドショー機能、Web/SNSとのリンクなどを組み込んだコンテンツの制作を行うことが可能です。
今回の対応で、同ツールが提供するリーダーアプリ内の「購読ボタン」をクリックするとiTunes Storeの購読契約画面へと移動し、所定の決済処理が行えるようになりました。リーダーアプリ内の購読できるコンテンツの表示や契約期間が切れたコンテンツの非表示は、同契約処理と連動します。
また、App Storeの定期購読サービスに加えて、企業独自の決済システムや定期購読管理システムとも連携が可能で、同システムの導入企業はビジネスモデルに応じた決済サービスやプラットフォームを選択することが可能とのこと。
関連記事
- Apple、App Storeで定期購読サービスを開始(2011年2月16日)
- VPJ、「WoodWing Enterpriseデジタルマガジン制作ツール V1.7」をリリース(2011年2月16日)
2011年2月22日
想隆社、大学・企業向けのドキュメント配信管理システムを発表
想隆社は、大学・企業向けのドキュメント配信管理システム「ドキュメントコンテナ」をリリースしたと発表しました。
同システムは、コンテンツ配信サーバーとクライアントがセットになったもので、オンライン書店や電子図書館、紀要・機関リポジトリ配信システム、内部資料や外部広報誌配信システムなどを構築できるとしています。
主な特徴は以下の通り。
- 登録されたユーザーごとに配布する資料を設定可能
- 文字データだけでなく、音声データなどを含んだ「リッチドキュメント」の配布が可能
- ドキュメントに閲覧期間を設定できる時限性再生機能
- 不正なデータ流出防止機能
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- 八王子経済新聞、「中央大学が電子書籍アプリ「白門書房」 大学案内などをiPhone向けに提供」(2011年1月31日)
MIAU、「電子教科書がもたらす未来」を2月25日20時からニコ生で生中継
出演者は、中村伊知哉(デジタル教科書教材協議会/慶應義塾大学) 、村井万寿夫(金沢星陵大学)、 今田晃一(文教大学)、小寺信良(コラムニスト/MIAU)、津田大介(メディアジャーナリスト/MIAU)の5氏。
“マイクロソフト協働プロジェクトによるICT利活用を考える放送の2回目。世界の中で日本の子どもの学力が著しく低下していることが、近年の調査で明らかになっています。80年代末からスタートした「ゆとり教育」は、2000年以降に見直しが叫ばれ、ようやく今年度から「脱ゆとり教育」がスタートします。しかしこれまでのような紙の教科書とノート、黒板というスタイルで、すぐに学力は向上するのでしょうか。
今日本の教育におけるICT活用は、韓国やシンガポールには言うに及ばず、フィリピンやタイにも遅れをとっています。根強い紙の教科書への信仰、ネットは危ないといった時代錯誤的認識の中で、教育改革のキーとなるのが、電子教科書です。今回は電子教科書を積極的に推進、または研究を進める企業や団体への取材を行ない、さらに教育教材の実機もスタジオに持ち込んで、ICTを活用した教育の成果と今後の教育のあり方を、徹底議論します。”
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- MIAU、「「自炊」と電子書籍」を2月7日20時からニコ生で生中継(2011年2月2日)
amazon.com、Kindle Software 3.1を正式リリース
amazon.comが、電子書籍端末Kindle 3シリーズ向けのシステムソフトウェア「Kindle Software Ver.3.1」の正式版をリリースしています。
Ver.3.1の主な新機能は以下の通り。
- これまで不可能だった“リアル”なページ番号の表示が可能に
- 書き込んだメモやハイライトを他のユーザーと共有できるPublic Notes機能
- 読み終わった後に書籍に評価付けしてFacebookやTwitterなどのソーシャル・ネットワークで感想を共有する機能
- 新聞や雑誌用の新しいレイアウト表示機能
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パピレス、「電子書店パピレス」をリニューアル
これまで、「電子書店パピレス」と「電子貸本Renta!」は、独立したサービスとして運営されていましたが、今後は同じID(メールアドレス)で両方のサービスを利用できるようになります。その他、書籍検索機能の強化、購入手続きの簡素化、再ダウンロード期間を1年間に延長(従来は1週間)、購入履歴機能の強化、などの機能向上を行ったとのこと。
総務省「知のデジタルアーカイブに関する研究会」(第2回)のツイートまとめ
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- 総務省、「知のデジタルアーカイブに関する研究会」の第1回会合を2月2日開催(2011年1月26日)
- 総務省、「知のデジタルアーカイブに関する研究会」(第2回)を2月22日開催(2011年2月10日)
2011年2月21日
2011年2月21日配信の記事一覧
- ダイヤモンド・オンライン、「結局、どれを買ったら一番おトクなの? 百花繚乱の電子書籍端末をこのへんで徹底比較」
- INTERNET Watch、「PayPal、スマートフォン向け決済など国内向け3サービスを発表」
- BLOGOS、「電子出版緊急報告 アップルいつもの悪い癖で、世界中、上を下へのハリケーン発生中!」
- JAGAT、「PAGE2011「電子書籍の未来とEPUBフォーマットの活用」報告」
- 日刊サイゾー、「iPadでエロ本見放題!?......の『iMaga Books』が大変なことに!?」
- WirelessWire News、「アップルのコンテンツ定期購入サービス、独禁法関連で米関係当局が関心」
- 講談社、iPhone向け電子書籍アプリ「メシランTOKYO 路地裏の名店」を発売
講談社、iPhone向け電子書籍アプリ「メシランTOKYO 路地裏の名店」を発売
講談社は、iPhone向けの電子書籍アプリ「メシランTOKYO 路地裏の名店」を発売しました。価格は450円。
同アプリは、飲んで食べて2000〜5000円で収まる東京の料理店を紹介するグルメガイドブック「東京 安うま飯ランキング メシラン 2009 路地裏の名店」を電子書籍化したもの。和食、寿司、焼肉&ホルモン、フレンチ、洋食などのジャンルの109店舗を掲載しており、iPhoneのGPS機能を使って現在地に近い順に店舗が紹介されるとのことです。なお、紙の書籍は、「東京 安うま飯ランキング メシランII 路地裏の名店」、「東京 安うま飯ランキング メシラン ’11~’12 路地裏の名店」が続刊として出版されています。
JAGAT、「EPUB3.0の動向と新たな編集・制作体制の必要性 PAGE2011カンファレンスG3セッション報告」
日本印刷技術協会(JAGAT)が、「EPUB3.0の動向と新たな編集・制作体制の必要性 PAGE2011カンファレンスG3セッション報告」を掲載しています。2月3日に開催されたPAGE2011のセミナーの内容をまとめたものです。
関連リンク
- PAGE2011(2011年2月2〜4日)
2011年2月20日
App Store 電子書籍ジャンルのトップセールスApp [2011/2/20]
・iPad
- マガストア 電子雑誌書店 無料
- ビューン(新聞、雑誌、テレビがあなたの手の中に) 無料
- i文庫HD 800円
- 動く! 動物図鑑:Animal Life for Japan 600円
- 日経BPストア 無料
- なぎさホテル / 伊集院静 1000円
- 元素図鑑: The Elemments in Japanese 1600円
- BOOK☆WALKER 無料
- 地球書店 無料
- 少年サンデー コミックス 無料
・iPhone
- モテる男の超基本! 会話術ドリル / 伊東明 350円
- 地球書店 無料
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら / 岩崎夏海 800円
- i文庫 450円
- 朗読少女 〜Story Time Girl〜 無料
- BOOK☆WALKER 無料
- ビューン(新聞、雑誌、テレビがあなたの手の中に) 無料
- 絶対に泣ける! 〜大切な約束〜 / Hikari 115円
- マガストア 電子雑誌書店 無料
- なぎさホテル / 伊集院静 1000円
関連記事
- App Store 電子書籍ジャンルのトップセールスApp [2011/2/13](2011年2月13日)
2011年2月19日
eBook USER、「クラウド型電子書籍ストアBookLive!の実力は?」
ITmedia eBook USERが、「クラウド型電子書籍ストア「BookLive!」の実力は?」を掲載しています。
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- 凸版印刷やインテルら、クラウド型電子書籍ストア「BookLive!」を2月オープン(2011年1月20日)
- BookLive、クラウド型電子書籍販売サイト「BookLive!」をオープン(2011年2月17日)
2011年2月18日
2011年2月18日配信の記事一覧
- PC Watch、「“自炊”のためのドキュメントスキャナ再入門講座」
- PC Online、「iPadだからできる現代の絵巻物。ナイスチャレンジ!」
- 岩手県立図書館、「iPadワークショップ 〜触ってみようiPad〜」を2月27,28日開催
- Tech-On!、「E Ink社、2010年の売上高は過去最高の252億台湾ドル」
- eBook USER、「漫画はどこへ向かうのか」
- 日本電子書籍出版社協会、「電子書籍交換フォーマット標準化プロジェクト」の仕様案を公開
- ブックスキャン、1冊1万円でiPad向け電子書籍アプリを作成できるサービスを開始
- メディア・パブ、「米有力スポーツ誌SIの電子雑誌、なぜ端末がiPad/iPhoneでなくてAndroidか」
- ビューン、利用料金を115円に値下げするキャンペーンを実施
- ポット出版、「ず・ぼん」を有料メールマガジンとして配信
- 祥伝社、月刊コミック誌「FEEL YOUNG」を電子書籍化して発売
- WEB本の雑誌、「電子書籍が描く未来の読書像 第二回:津田大介さん」
祥伝社、月刊コミック誌「FEEL YOUNG」を電子書籍化して発売
ポット出版、「ず・ぼん」を有料メールマガジンとして配信
有料メールマガジンは2011年3月から月1回配信(全10回)し、記事の本数がたまったところで「ず・ぼん 17号」(紙版)として出版されるとのこと。メールマガジン申込者には、無料で紙版が届けられます。メールマガジンの価格は2000円。
第1号のメールマガジンには、図書館検索サイト「カーリル」の吉本龍司氏へのインタビュー記事が掲載される予定です。
ビューン、利用料金を115円に値下げするキャンペーンを実施
ビューンは、2010年8月にサービスを開始してから6カ月が経過したのを記念して、30日間の利用料金を通常の350円から115円に値下げする「“ビューン×iPhone/iPod touch” 6ヶ月感謝キャンペーン」を実施すると発表しました。
同キャンペーンの対象サービスは、iPhoneおよびiPod touch向けのビューンで、2月18~22日の期間限定で30日間のアドオン料金が115円に値下げされます。
メディア・パブ、「米有力スポーツ誌SIの電子雑誌、なぜ端末がiPad/iPhoneでなくてAndroidか」
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- Tech Crunch Japan、「Time Inc.、Sports Illustrated誌のデジタルサブスクリプション版を提供開始」(2011年2月14日)
- Apple、App Storeで定期購読サービスを開始(2011年2月16日)
- Google、デジタルコンテンツ課金サービス「One Pass」を発表(2011年2月17日)
ブックスキャン、1冊1万円でiPad向け電子書籍アプリを作成できるサービスを開始
同サービスは、既存の書籍・雑誌を裁断して、スキャナでデータを取り込んでPDF化し、そのPDFの画像データをそのままアプリ内に格納して電子書籍化するというもの。いわば、“自炊”本をiPadアプリ化してくれるというサービス。基本サービスはiPadアプリ化ですが、iPhoneアプリ化やAndroidアプリ化にも対応しています。
料金は、電子書籍データ化、iPadアプリ化およびApp Storeへの登録申請まで含めて1冊1万円。電子書籍データ化のみは1冊1000円。なお、売上に対する継続課金やレベニューシェアは行わず、ストアでの売上は全額著者・出版社へ直接入金されるそうです。
日本電子書籍出版社協会、「電子書籍交換フォーマット標準化プロジェクト」の仕様案を公開
日本電子書籍出版社協会(EBPAJ)は、総務省の「平成22年度 新ICT利活用サービス創出支援事業」で委託された「電子書籍交換フォーマット標準化プロジェクト」の仕様案をWebサイト「電子書籍交換フォーマット標準化会議」で公開しました。
「電子書籍交換フォーマット」とは、現有の日本語テキスト系電子書籍フォーマットの日本語表現に関する各種機能を包括する、電子書籍データの交換を目的としたXMLフォーマットのこと。2010年10月に「平成22年度 新ICT利活用サービス創出支援事業」の委託先候補10件のうちのひとつとして採用されていました。
現在、「電子書籍交換フォーマット仕様書 β2版」のPDF(A4/87ページ)をWebサイトからダウンロードすることができます。
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