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2011年2月16日
2011年2月16日配信の記事一覧
- JAGAT、「EPUB解体新書 ~電子書籍制作の基礎と実例~」を3月10日開催
- @niftyビジネス、「auとNTTドコモの電子書籍戦略の違い後編」
- Apple、App Storeで定期購読サービスを開始
- eBook USER、「プロデュース能力がある漫画家の寿命が来たとき、業界がポッキリ折れる」
- 日刊工業新聞、「廣済堂、電子書籍を拡充 印刷物と共に作成・販売」
- IDPF、EPUB 3のパブリック・ドラフトを公開
- TechVisor.jp、「TSUTAYAも自炊サービスに参入!」
- マイコミジャーナル、「iPhone/iPadで電子書籍を買う&読む ブックストア系アプリ12選」
- エア、iPad向け電子書籍アプリ「電子書籍のつくり方・売り方」を発売
- VPJ、「WoodWing Enterpriseデジタルマガジン制作ツール V1.7」をリリース
- ジグノシステムジャパン、忌野清志郎作画の絵本「ブーアの森」iPad版を発売
- builder、「CSS3縦書きもサポート 開発進むWebKit2」
- NTTプライム・スクウェア、デジタルコンテンツ配信サービス「Fan+」を3月14日オープン
NTTプライム・スクウェア、デジタルコンテンツ配信サービス「Fan+」を3月14日オープン
Fan+は、パソコンやスマートフォン、携帯電話などのマルチデバイス向けに、動画、写真、テキスト、音声、音楽などのハイブリッドコンテンツを配信するサービス。会員登録すると、サイト上のショップ(現在は角川コンテンツゲートや学研パブリッシングなどの22ショップが出店の予定)からオリジナルコンテンツを購入することができます。購入したコンテンツはクラウド上の「MyBox」に保管され、パソコンやスマートフォンなど異なる端末からアクセスしてコンテンツを楽しむことができるそうです。対応端末は、PDFを参照のこと。初期費用と月額利用料は無料。コンテンツ代金の決済方法は、クレジットカードまたはドコモケータイ払い。
なお、同社では、サービス開始日までの期間に「事前登録キャンペーン」を実施します。事前登録した会員全員にFan+のコンテンツが購入できる2000円分のクーポンがプレゼントされるほか、NTTドコモのスマートフォン「GALAXY Tab SC-02B」などが抽選で当たるとのこと。
NTTプライム・スクウェアは、NTTと角川グループの共同出資会社で、クラウド型コンテンツ配信サービスを事業化するために2010年2月に設立されました。
ジグノシステムジャパン、忌野清志郎作画の絵本「ブーアの森」iPad版を発売
同絵本は、忌野清志郎氏の17枚の絵とせがわきり氏の文で構成された絵本で、TOKYO FMの環境活動「アースコンシャス」の一環として2002年4月に出版されました。iPad版には、楽曲「ブーアの森へ」(作詞・作曲・歌:忌野清志郎)と、忌野氏とせがわ氏による読み聞かせ音声、TOKYO FMのアナウンサーの朗読音声も収録されています。
今後、iPhoneや他のスマートフォンなどに向けても順次配信する予定としています。
VPJ、「WoodWing Enterpriseデジタルマガジン制作ツール V1.7」をリリース
ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(VPJ)は、「WoodWing Enterpriseデジタルマガジン制作ツール」の新バージョン「V1.7」をリリースすると発表しました。販売開始は、3月中旬以降の予定。
WoodWing Enterpriseデジタルマガジン制作ツールは、エンタープライズコンテンツマネジメントシステム「WoodWing Enterprise」のアドオン製品。Adobe InDesignのプラグインとして機能し、動画やBGMの埋め込み、スライドショー機能、Web/SNSとのリンクなどを組み込んだコンテンツの制作を行うことが可能です。
V1.7では、iPadに加えて、Android搭載のタブレット型端末向けのコンテンツ作成とアプリ配信に対応しました。V1.7で追加された「アートボード機能」により、InDesignのレイアウト上に、iPadやGALAXY Tabなどの端末の画面比率や解像度に応じた作業エリアが表示され、ひとつのInDesignファイルで各デバイスの解像度に応じたコンテンツ制作が行えるとのこと。
エア、iPad向け電子書籍アプリ「電子書籍のつくり方・売り方」を発売
エアは、iPad向けの電子書籍アプリ「電子書籍のつくり方・売り方」(小島孝治著)を発売しました。価格は1000円。
同アプリは、2010年10月に日本実業出版社より出版された同名書籍を電子書籍化したもの。
目次
- 1章 電子書籍をつくり始める前に知っておきたいこと
- 2章 ePub形式で電子書籍をつくる
- 3章 アプリ型の申請フローと自炊型作成の手順
- 4章 業者任せでつくるか、自社開発か
- 5章 アップルで電子書籍を販売する
- 6章 米国amazonで電子書籍を販売する
- 7章 プロモーションを駆使して電子書籍を売る
eBook USER、「プロデュース能力がある漫画家の寿命が来たとき、業界がポッキリ折れる」
関連リンク
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- togetter 竹熊健太郎氏が語る「電子出版の時代」と赤松健氏のJコミ
Apple、App Storeで定期購読サービスを開始
同サービスは、News Corp.が発行するiPad向け電子新聞「The Daily」に採用された「アプリ内定期購読」と同一の課金システムで、今回の発表で他のiOSアプリも同サービスを利用可能になりました。出版社は、料金と購読期間(週単位や月単位、年単位など)を設定できます。課金手数料は、他と同様売り上げの30%が徴収されます。購読者は、個人のアカウントページで定期購読中のサービスの管理ができ、キャンセルや自動更新などの設定が可能となっています。
同サービスを利用する出版社は、アプリ内だけでなく、自身のWebページなどで定期購読を販売したり、既存の購読者に対して無料購読サービスを提供したりすることもできます。この場合、Appleに対する課金手数料は発生しません。アプリ外で定期購読を購入した購読者に対しては、アプリ内に認証プロセスを設ける必要があるとのこと。また、アプリ内でもアプリ外で提供する購読料と同額かそれ以下の料金で提供しなければならず、アプリ外の購読販売サイトなどへのリンクをアプリ内に設置してはならないそうです。
なお、アプリ内で定期購読を購入した購読者に対しては、名前やメールアドレスなどの個人情報を出版社に提供するかしないかを選択できるオプションを用意しています。
関連記事
- News Corp.、iPad向け電子新聞「The Daily」を創刊(2011年2月3日)
JAGAT、「EPUB解体新書 ~電子書籍制作の基礎と実例~」を3月10日開催
日本印刷技術協会(JAGAT)は、「EPUB解体新書 ~電子書籍制作の基礎と実例~」セミナーを3月10日に開催すると案内しています。参加費は一般が1万8900円、JAGAT会員が1万5750円。
セミナーの開催日時と場所、内容は以下の通り。
日時:2011年3月10日(木) 13:00~17:00
場所:日本印刷技術協会 セミナールーム →地図
定員:15名
講師:岸和孝
内容:
- EPUB登場の背景
- EPUBの規格
- 電子書籍フォーマットの概要
- EPUB制作ツールの概要
- EPUBビューアーの概要
- 電子書籍のベースとなるXHTML,SVGの概要
- OpenOfficeによるEPUB制作の実際
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