2010年12月15日

デジタルガレージ、電子書籍配信のメディアドゥに資本参加

デジタルガレージは、電子書籍などのコンテンツ配信を行うメディアドゥに約15%出資し、メディアドゥの経営陣を除く筆頭株主となったと発表しました。今後、役員の派遣も検討しています。

デジタルガレージは今回の出資に伴い、Twitterなどのソーシャルメディアを活かした電子書籍関連事業を進めていくとしています。また、スマートフォン向けの電子書籍ビューワのマルチデバイス展開や、さまざまなソーシャルメディアにおける電子書籍関連機能の展開を通じて、メディアドゥと連携することを検討するとのこと。

ちなみに、メディアドゥが開発したコンテンツ配信システムは、NTTドコモの「ドコモマーケットブックストア」やソフトバンクモバイルが開始予定の「ソフトバンクブックストア」に採用されています。

電気本、ニコニコ生放送発の電子書籍をリリース

電気本は、ニコニコ生放送を基に電子書籍化したiPhone/iPad向けアプリ「今晩から電子作家デビューできる本 ~ニコ生発・電子書籍という試み」を発売しました。価格は、iPhone版iPad版ともに230円。

同書は、2010年10月10日にニコニコ生放送で行われた「AiR×ニコニコ生放送 ~電子書籍の全て~」を電子書籍化したもの。著者は、岡田有花(IT記者)、北川悦吏子(脚本家)、桜坂洋(小説家)、堀田純司(作家)、吉田健吾(パブープロデューサー)、米光一成(ゲームクリエーター)。(50音順・敬称略)
目次
  • 第1章 登録もいらず、専用ソフトも必要ない、誰でもできるパブーの電子書籍づくり
  • 第2章 本はもっと自由になる。「電書フリマ」の楽しさ
  • 第3章 そこが聞きたい。果たして電子書籍はちゃんと儲かるのか
  • 第4章 出版と編集の未来
  • 第5章 新しい才能の発掘こそ出版の命。講談社「BOX-AiR」の試み
  • 第6章 書店の未来と違法コピーの問題
  • 第7章 デジタルを介し、人と人とが出会う分野へ
今晩から電子作家デビューできる本 ~ニコ生発・電子書籍という試み for iPhone - DENKIBON 今晩から電子作家デビューできる本 for iPhone(230円)
今晩から電子作家デビューできる本 ~ニコ生発・電子書籍という試み for iPad - DENKIBON 今晩から電子作家デビューできる本 for iPad(230円)

ダイヤモンド・オンライン、「デジタル・オンリー出版社カリーナプレス」


関連リンク

マイコミジャーナル、「電子版WIRED Magazineで実証された、Digital Publishing Suiteの可能性」他3本


アクセルマーク、カナリア書房と提携して電子書籍をスマートフォン向けに配信

アクセルマークは、カナリア書房と提携してカナリア書房の書籍をスマートフォン向けに配信すると発表しました。

カナリア書房は、アクセルマークの電子書籍支援サービス「AXEL BOOK」を利用して、新刊を含む100冊を電子書籍化する予定で、第1弾として近日中に既刊書籍5冊をiPad/iPhone向けに配信するとしています。その後、Android向けにもサービスを拡大する予定とのこと。

WIRED VISION、「電子書籍を本に変えるケースたち:ギャラリー」

WIRED VISIONが、「「電子書籍を本に変える」ケースたち:ギャラリー」を掲載しています。KindleやiPad用のケース9種類を紹介しています。

hon.jp、「米政府印刷局、Google eBookstoreで公文書の電子書籍版を提供」


関連リンク

Engadget日本版、「電子ブックリーダーNook Color、Android 2.2アップデートでアプリが利用可能に」


関連リンク

アドビ、「Adobe Digital Publishing フォーラム 2011」を2011年2月1日開催

アドビシステムズは、セミナー「Adobe Digital Publishing フォーラム 2011 ~デジタルパブリッシングの「いま」を知る~」を2011年2月1日に開催すると案内しています。参加費は無料(要事前登録)。

セミナーの開催日時と場所、内容は以下の通り。
日時:2011年2月1日 13:00〜18:00
場所:ベルサール六本木 →地図
内容:
  1. Adobe Digital Publishing Suiteによるビジネス展開
  2. 既に始まっているDigital Publishing Suiteによる国内作例の紹介
  3. 電子書籍の新フォーマット、日本語対応ePub3.0の詳細解説
事前登録はこちらから。

カレントアウェアネス・ポータル、「キューバ、オンライン百科事典“EcuRed”とともに電子図書館を開設」

カレントアウェアネス・ポータルが、「キューバ、オンライン百科事典“EcuRed”とともに電子図書館を開設」を掲載しています。

eBook USER、「TSUTAYA GALAPAGOSの気になるラインアップと価格をチェックする」


ITpro、「民主党が議員立法による電子政府法でWT、電子文書や政府CIOの明確化など」

nikkei BPnet ITproが、「民主党が議員立法による電子政府法でWT、電子文書や政府CIOの明確化など」を掲載しています。

ソク読み、電子コミックを1冊買えば1冊もらえるキャンペーンを開始

デジタルカタパルトが運営する電子コミック販売サイト「ソク読み」は、電子コミックを1冊買うともう1冊がもらえるキャンペーンを開始しました。キャンペーン期間は2011年1月18日まで。

期間中に電子コミックを購入すると、「最上の命医」(入江謙三・橋口たかし/小学館)、「ライフ」(すえのぶけいこ/講談社)、「本気!」(立原あゆみ/秋田書店)などの指定された31タイトルの中から1冊がもらえるというもの。なお、キャンペーンの適用は期間中1人1回となっています。

キネマ旬報社、吉田正樹「人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ【増補改訂版】」

キネマ旬報社は、iPhone/iPad向け電子書籍「人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ【増補改訂版】」(吉田正樹著)を発売しました。価格は800円。

同書は、2010年7月に出版された単行本「人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ ~『笑う犬』プロデューサーの履歴書~」に新章を追加して電子書籍化したもの。
主な内容
  • 「オレたちひょうきん族」の功罪とは
  • 「夢で逢えたら」の奇跡的ユニットはどのように生まれたのか
  • 「誰やら」の葛藤とは「やるなら」事故による終了の真実とは
  • 妻・渡辺ミキ(現ワタナベエンターテインメント社長)との出会い
  • 至高のコント番組「笑う犬」に賭けたウッチャンの想いとは?
  • なぜフジテレビを辞めたのか?
  • 内村光良×吉田正樹 対談
  • 横澤彪×吉田正樹 対談
  • ラリー遠田による主要番組解題
  • 吉田正樹×ビビる大木 刊行記念スペシャルトークイベント

人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ【増補改訂版】 - KINEMA JUNPOSHA CO.,LTD 人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ(800円)

パピレス、ソニーReaderへ電子書籍1万5000点を提供

パピレスは、ソニーの電子書籍リーダー「Reader」向けに電子書店パピレスの保有する電子書籍を提供すると発表しました。

ユーザーは、「電子書店パピレス」でReaderに対応したXMDF形式の電子書籍(.zbfファイル)を購入できます。初回ラインナップは、小説・実用書・ビジネス書など約1万5000点で、以後毎週木曜日に新規作品を追加していくとのこと。

パピレスは、シャープのタブレット端末GALAPAGOSにも、電子書籍約4000点をTSUTAYA GALAPAGOS経由で提供しています。

AdverTimes、「[米国メディア事情]2010年の10大ニュース」

宣伝会議AdverTimesが、「[米国メディア事情]2010年の10大ニュース」を掲載しています。

ITpro、「多様化が進むAndroid向けアプリマーケット」


川島司事務所、「編集者と編集クリエーターのための電子書籍入門Vol.2」1月15日開催

川島司事務所は、「編集者と編集クリエーターのための電子書籍入門Vol.2」を2011年1月15日に開催すると案内しています。参加費は、一般が5000円(早割4000円)他。

セミナーの開催日時と場所、プログラム内容は以下の通り。
日時:2011年1月15日 14:00~16:00
場所:東京・野村不動産西新宿ビル4F →地図
定員:40名
講師:川島司
内容:
  • 出版業界各社の取り組みから見る2011年電子書籍の行方
  • 編集者やクリエーターが取り組むべき電子書籍ビジネスとは
  • 0円で始めるブティックパブリッシャー(小規模電子書籍出版社)のすすめ
  • 電子書籍を実演制作
  • クリエーター1000人レビューサイト(くりせんプロジェクト)始動!
  • 「私にも電子書籍ができちゃった!シリーズ」企画概要

シンコーミュージック、「MUSIC LIFE plus」をiPad/iPhone向けにリリース

シンコーミュージックは、iPad/iPhone向けの電子雑誌「MUSIC LIFE plus」をリリースしました。価格は無料。

Vol.1の特集は「The Beatles archive」。また、雑誌「ミュージック・ライフ」の1966年1月号と2月号をアプリ内課金で購入できるようになっています。価格は各450円。

MUSIC LIFE+ - SHINKO MUSIC ENTERTAINMENT CO.,LTD. MUSIC LIFE plus(無料)

ITpro、「いまこそKindleが面白い」

nikkei BPnet ITproが、連載「記者の眼」に「いまこそKindleが面白い」を掲載しています。

Apple Store福岡天神、「デジタル絵本を用いた21世紀型の真の学びとは?」12月17日開催

Apple Store 福岡天神は、「デジタルデバイスだからできること:デジタル絵本を用いた21世紀型の「真の」学びとは?」を12月17日19時から開催すると案内しています。
内容:
“福岡の3つの会社、スエタケ、ぽてすと、梓書院が共同で製作したiPad用デジタル絵本「いたずら妖精デビィ」をご紹介します。世界中の子どもと大人が一緒に楽しめるこの動く絵本の、電子書籍ならではの工夫を紹介しながら、iPadなどのデジタルデバイスを活用した新しい学習の方法をご提案します。ぜひご参加ください。”

The Mischievous Fairy Deby - Small-Lamp いたずら妖精デビィ(350円)

日本経済新聞、「デジタルガレージ、電子書籍に参入」