2011年1月18日

2011年1月18日配信の記事一覧


Tech-On!、「カラーで低消費電力のmirasolディスプレイ、台湾の電子書籍端末メーカーなどが採用へ」


飯能市、「飯能市介護予防筋トレマニュアル」を電子書籍で出版

埼玉県飯能市は、介護予防事業の普及を目指し、「飯能市介護予防筋トレマニュアル ~ピンピンキラリとした毎日を送るために~」を電子書籍で出版しました。EPUB版とPDF版を用意し、価格は1480円。

介護予防とは、「できる限り要介護状態にならないようにする、たとえ要介護状態になってもそれ以上悪化しないようにする」という取り組み。今回、高齢者に人気があり、効果の出る「筋トレ」のノウハウや技術を集約した指導マニュアルを電子書籍化したとのこと。一部動画も掲載しているそうです。

同書は、電子書籍作成・販売サイト「パブー」を通して販売されています。

ACCESS、青空文庫ビューワ「i文庫」のAndroid版をリリース

ACCESSは、青空文庫ビューワ「i文庫」のAndroid端末対応版を開発、Android Marketで配信を開始したと発表しました。通常価格は7.99ドル、2月28日まではキャンペーン価格の5.99ドルで販売しています。

元々、i文庫は、iPhoneiPadで「青空文庫」のデータを閲覧するためのアプリとしてNagisa Worksが開発したもの。ACCESSは、2010年7月にNagisa Worksとの協業を発表し、同アプリをAndroid端末向けに移植しました。対応機種は、Android OS 2.1以上を搭載したスマートフォンおよびタブレット。

同社では、今後、青空文庫のコンテンツに加えて、実用書やライトノベル、コミックなど、様々な電子書籍コンテンツへの対応を進めていく予定としています。

Computerworld、「電子書籍普及に立ちはだかる問題点 第3回」


WIRED VISION、「電子書籍で重要なのはベストセラー比率 〜韓国の電子書籍事情から」

WIRED VISIONが、木暮祐一氏のブログ「ケータイ開国論II」に「電子書籍で重要なのはベストセラー比率 〜韓国の電子書籍事情から」を掲載しています。

琉球新報が電子版を発行 iPhone/iPadでも閲覧可能

琉球新報社は、「琉球新報」電子版を沖縄県外の読者限定で発行を開始しました。本紙と同一の紙面が毎朝午前5時に配信されるとのこと。購読料金は、本紙と同じ月額2990円。

電子版は、共同通信社が運営するポータルサイト「NewsOasis」を利用して発行されており、パソコンのほか、専用アプリを使えばiPhone/iPadでも閲覧可能です。バックナンバーの閲覧期間は1週間とのこと。

ニュースオアシス - KyodoNews NewsOasis(無料)

PC Online、「電子書籍について思うこと ~紙と電子、どっちの便利も生かしたい」

nikkei BPnet PC Onlineが、青木恵美氏の連載「信州発 ITライターの憂鬱」に「電子書籍について思うこと ~紙と電子、どっちの「便利」も生かしたい(第144回)」を掲載しています。

ZAKZAK、「電子書籍リーダー待つなら大画面の電子辞書を買うのが賢い」

ZAKZAKが、「ZAK×SPA!」に「電子書籍リーダー待つなら大画面の電子辞書を買うのが賢い」を掲載しています。

eBook USER、「非対応でも気にしない! MacでソニーReaderを使おう【自炊編】」


関連記事

PC Watch、「“モバイルの時代”で変化するコンテンツ・オーナーシップという考え方」

PC Watchが、連載「本田雅一の週刊MOBILE通信」に「“モバイルの時代”で変化するコンテンツ・オーナーシップという考え方」を掲載しています。

インプレス、電子雑誌「OnDeck」の第2号を発行

インプレスR&Dが、電子出版をテーマにした電子雑誌「OnDeck」の第2号(1月18日号)を発行しています。EPUB版とPDF版(簡易生成版)が用意されています。価格は無料。

なお、2010年12月22日に公開した「OnDeck創刊号」の現時点でのダウンロード数は、総数が約7000で、うちEPUB版が約6000と86%を占めているとのことです。

PC Watch、「NECビックローブSmartia試用レポート」


関連リンク

日本障害者リハビリ協会、大阪市で国際シンポジウムと講演会を2月10,11日に開催

日本障害者リハビリテーション協会は,国際シンポジウム「読む権利に関する国際会議」を2月10日に大阪市・玉水記念館で開催すると案内しています。また、翌2月11日に講演会「DAISY教科書によるディスレクシア等の学習障害児の支援 ―アメリカとノルウェーの経験―」を大阪市立中央図書館で開催します。参加費はいずれも無料(事前申し込みは必要)。

国際シンポジウムの開催日時と場所、プログラムは以下の通り。
日時:2011年2月10日(木) 10:00~16:30
場所:玉水記念館 大ホール →地図
定員:200名
プログラム:
  • 基調講演「DAISYとEPUBを活用した障害者・高齢者の読む権利の保障 ―図書館と出版のユニバーサルデザインー」(河村宏)
  • 記念講演1「アメリカにおける合理的配慮と読書支援」(スー・スウェンセン)
  • 記念講演2「ノルウェーのディスレクシア団体の活動と読書に関わる要求」(マイ・リン・ホルト)
  • セッション1「なぜ新著作権条約が必要か」
    1. WIPOの活動(ジュリー・レイ)
    2. TIGARプロジェクト(マーガレット・マグローリー)
  • セッション2「DAISY オンライン配信 -フィンランドの試み」(ミンナ・ヴォン・ザンセン)
  • セッション3「DAISYを活用した学習支援」(パネルディスカッション)

講演会の開催日時と場所、プログラムは以下の通り。
日時:2011年2月11日(金・祝) 13:00~16:00
場所:大阪市立中央図書館
定員:60名
プログラム:
  • 講演1「ノルウェー・ディスレクシア協会青年部の活動 ―情報アクセスと学習支援―」(マイ・リン・ホルト)
  • 講演2「米国における『教科書・教材のアクセシブルな標準規格(NIMAS)』の成果と課題」(スー・スウェンセン)

PC Online、「群像プレ創刊号 ~電子版文芸雑誌がいよいよiPadで始動、まずは自己紹介的な準備号から」


群像プレ創刊号 - Kodansha Ltd. 群像プレ創刊号(無料)

日経ビジネスオンライン、「徹底予測2011 タブレット端末元年」

日経ビジネスオンラインが、「徹底予測2011」に「【コンピューター】タブレット端末元年 国内パソコン市場は黄昏」を掲載しています。

Apple、Steve Jobs CEOが病気休養

AppleのSteve Jobs CEOは、1月17日付けで同社社員に電子メールを送り、病気療養のため休暇を取ると表明しました。なお、CEOにはとどまり、日常業務はTim Cook COOが代行するとのことです。

以下Steve Jobs CEOの電子メール全文です(ニュースリリースより)。
“Team,

At my request, the board of directors has granted me a medical leave of absence so I can focus on my health. I will continue as CEO and be involved in major strategic decisions for the company.

I have asked Tim Cook to be responsible for all of Apple’s day to day operations. I have great confidence that Tim and the rest of the executive management team will do a terrific job executing the exciting plans we have in place for 2011.

I love Apple so much and hope to be back as soon as I can. In the meantime, my family and I would deeply appreciate respect for our privacy.

Steve”