2011年2月25日

2011年2月25日配信の記事一覧


デジクリ、「電子書籍に前向きになろうと考える出版社[04]イッキに数10万の既刊本をPDFにして販売したらいいのに」


WEB本の雑誌、「電子書籍が描く未来の読書像 第3回:幅允孝さん」


japan.internet.com、「Barnes&Nobleの自費出版サービス、開始4か月で電子書籍6万5000点以上を発行」


マウスコンピューター、iriverブランドの電子書籍リーダーを4月1日発売 直販価格は1万9800円

マウスコンピューターは、iriverブランドの電子書籍リーダー「Cover Story Basic」を4月1日に発売すると発表しました。直販価格は1万9800円。

Cover Story Basicは、E Ink製の6型タッチパネル式電子ペーパーディスプレイ(解像度は600x800ドット)を採用した電子書籍リーダーで、8階調グレースケールの表示が可能となっています。本体サイズは126.3(W)×168.2(H)×9.5(D)mm、重量は約282g。メモリは2GBを内蔵し、SD/SDHCカードスロットも搭載。バッテリーの持続時間は、約1万1000ページ。なお、Wi-Fiなどの通信機能は搭載していません。

対応ファイル形式は、電子書籍がPDF、EPUB、TXT、HWP、DJVU、FB2、画像がJPEG、BMP、GIF、PNG、ZIP(JPEG/BMP/GIF/PNG)。その他、DOCやXLS、PPTなどのMS Officeデータ、MP3やOGGなどの音楽データも利用できます。

また、青空文庫収蔵の芥川龍之介や太宰治、夏目漱石などの作品100タイトル、およびパブーで配布されている漫画「sigma」(高田頌子著)をあらかじめ収録して出荷されるとのことです。

+D Mobile、「動画で見るスマートフォン Optimus Pad L-06C」


WIRED VISION、「日本の英語版マンガが次々とiPad対応に」


VIZ Manga - VIZ Media, LLC VIZ Manga(無料:USストア)

プロデューサープラネット、「FUSEe EPUB eBook Nite」セミナーを3月2日から3週連続で開催

プロデューサープラネットが、「FUSEe EPUB eBook Nite オーサリングツール「FUSEe」で作る電子書籍の世界」セミナーを3月2日から3週連続で開催すると案内しています。参加費は5000円。

セミナーの開催日時と場所、プログラム内容は以下の通り。
日時:2011年3月2日(水)、3月9日(水)、3月16日(水) 18:30~20:30
場所:パレスサイドビル マイナビルーム →案内
プログラム内容:
  • 電子書籍を出版するにはEPUBにどう取り組めばいいのか?
    • 米国での電子書籍がEPUBが主流なワケ
    • コンテンツ内容次第でEPUBでできること、できないこと
    • FUSEeで小説書籍を作る(文字装飾と簡単なCSS設定)
    • ビジュアル系書籍(コミック、写真集)
    • EPUBで縦書き、日本語組版などうなってる? EPUB3が5月正式勧告
    • 日本の電子出版ソリューションの比較とEPUBの違い
    • 出版物を後世まで残すには
    • 変りダネEPUB出版事例「ツイなぞ」
  • 執筆・作成・販売までの少しだけ突っ込んだハナシ
    • 書籍を書くということ:ブログとの違いは?
    • 制作ポリシーを考える:互換性と表現力
    • 文書構造の重要性について
    • 表示確認の地味なハナシ
    • 電子書籍販売のサービスを考える:3種のサービス紹介
    • 日本語組版以外のEPUB3注目ポイント
  • FUSEeが目指すEPUBの将来像
関連リンク

ASCII.jp、「電子書籍元年は幻だったのか? 現状を確認してみた」

eBookJapan、文春ウェブ文庫400タイトルがiPadで閲覧可能に

eBookJapanは、これまでパソコンでしか閲覧できなかった文藝春秋の「文春ウェブ文庫」がすべてiPadで購入・閲覧できるようなったと発表しました。

今回閲覧できるようになったのは、「鬼平犯科帳」(池波正太郎著)、「御宿かわせみ」(平岩弓枝著)、「大地の子」(山崎豊子著)、「日本の黒い霧」(松本清張著)、「手鎖心中」(井上ひさし著)などの400タイトル。

なお、すでに文春ウェブ文庫を購入しているユーザーは、トランクルームサービス(無料)を利用すれば、パソコンからiPadに移動して閲覧することが可能になります。

Jコミ、「コミックビューワーV3」の概要を発表 意見募集も

Jコミが、Webブラウザで同サイトの漫画を読むためのビューワの最新版「新型コミックビューワーV3」の概要を発表しました。新型コミックビューワーV3は3月第1週にリリースの予定で、現在新型コミックビューワーV3に対する意見を募集しています。

Jコミでは、PDFのダウンロードともに「コミックビューワー」によるストリーミング形式での閲覧が可能になっています。コミックビューワーのバージョンアップの予定は、2010年12月末に明らかにされていました。

新型コミックビューワーV3の主な新機能は以下の通り。
  • 見開き2ページと1ページを切り替えて表示が可能
  • ページごとにコメントを付けることが可能
  • 漫画のセリフをテキスト形式で入力でき、Google翻訳のAPIを使って各国語に自動翻訳
  • 漫画のセリフの音声読み上げ
  • 特定の単語を全巻から検索可能
  • PCはバナー広告、スマートフォンは文字広告を下部に表示
  • 拡大(ルーペ)機能

なお、新型コミックビューワーV3のサンプル版がすでに公開されており、ページ表示切り替え、コメント入力、セリフ入力の機能が体験できるようになっています。

電子コミック誌「モーニング・ツー」42号のAndroid向け販売数は20部

講談社が発行する電子コミック誌「モーニング・ツー」42号のAndroid端末向けの販売数が20部であったことがわかりました。

Twitterでモーニング・ツー(@morningtwo)が明らかにしたもの。これによると、NTTドコモとソフトバンクの合計で、41号が18部、42号が20部であったとのこと。「実は元手は安いから黒字なんです」ともつぶやいています。

図書印刷、「ブックーポン」の販促キャンペーン第2弾を開始

図書印刷は、電子書籍の販売促進サイト「ブックーポン」のキャンペーン第2弾を開始しました。

同サイトは、対象となる電子書籍についてTwitterに応援ツイートすると、ツイートの数に応じて電子書籍の価格を値下げし、期間限定で販売するというサービスを展開しています。第1弾として、2010年12月に技術評論社のiPhone/iPad向け電子書籍アプリ3タイトルを対象に実施されました。

今回第2弾として、以下のiPhone/iPad向け電子書籍アプリ2タイトルを対象にキャンペーンが実施されます。 「ノンタイトル」は250ツイートで450円、「こころの冒険ゲーム」は500ツイートで350円にまで値下げされます。応援ツイートの募集期間は3月2日午前10時までで、割引販売期間は3月3〜10日の予定となっています。

講談社と凸版印刷、岡田武史「蹴球日記」をiPhone/iPad向けに発売

講談社凸版印刷は共同で、元サッカー日本代表監督・岡田武史氏の「蹴球日記」をiPhone/iPad向けに電子書籍アプリ化して発売しました。価格は900円。

同アプリは、2002年に出版された岡田氏の監督論を綴った同名書籍を電子書籍化したもの。特典として、岡田氏のインタビューや当時の映像、南アフリカ大会の写真集と試合レビュー、日本代表の歴史年表などを追加収録しています。今回、違和感なく読者が楽しめるように、文章と映像・写真のシームレスな切り替えが可能なビューワアプリを新たに共同開発したとのこと。

蹴球日記 - TOPPAN PRINTING CO.,LTD. 蹴球日記 / 岡田武史(900円)