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2011年2月28日
シーエムパンチとブレインハーツ、iPad向け電子書籍アプリによる出版サービスを提供開始
eBookProは、雑誌「JAZZ JAPAN」の電子書籍化に参画するほか、日本オラクルの電子広報誌「社員犬CANDY」など、EPUB形式の出版ビジネスに関わってきました。EPUBの電子書籍制作は比較的手軽で低コストで実現できる反面、コピーコントロールなどの著作権管理の仕組みを組み込むことが難しい現状があり、コピーコントロールおよび著作権管理が可能で表現力豊かな電子書籍出版を行うために、iPad向けのアプリ形式で電子書籍を制作・販売するサービスを開始することにしたとのことです。
同サービスは、既存のDTPデータなどを利用して、ページめくりページジャンプ機能などを組み込んだiPad向けの電子書籍アプリを制作するもので、HTML5を活用して動画や音声の組み込みやインタラクティブな操作が可能な電子書籍アプリを制作するとしています。制作した電子書籍のApp Storeへの登録・販売、Twitterなどのソーシャルネットワークを用いたプロモーション活動も実施します。
料金は、完成原稿データがある場合は初期費用は発生せず、App Storeでの販売価格から利用手数料を除いた売り上げをコンテンツ提供者とeBookProで分けあうレベニューシェアとなります。基本のシェア割合は50:50。たとえば、1000円の電子書籍アプリを販売した場合、App Storeの利用手数料が300円で、コンテンツ提供者とeBookProが350円ずつ分けあうことになります。
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