2010年11月25日

毎日jp、「国会図書館:電子書籍の収集制度検討」


国会図書館が、電子書籍を収集する制度を作るために業界団体などからヒアリングを始めていて、早ければ2011年度末にも制度をスタートさせる方針だと報じています。

電通総研、「話題注目商品2010レポート」を公開

電通総研が、その年の話題注目商品を通じて消費動向を分析する「話題注目商品2010レポート」を公開しています。

その中の「2010年・消費者が選ぶ話題注目商品ランキング」では、1位スマートフォン(前年34位)、2位Twitter(同104位)、3位食べるラー油(同圏外)となっています。電子書籍関連では、19位にタブレット型情報端末(同圏外)が入っていました。「消費者が選ぶ近未来ブレイク予想ランキング」では、1位東京スカイツリー、2位LED電球、3位電気自動車の順で、5位にスマートフォン、7位に電子書籍端末、10位にタブレット型情報端末がランクインしていました。

レポートのPDFはこちら

パピレス、NTT東の光iフレームに「電子貸本Renta!」を提供

パピレスは、NTT東日本の家庭用Androidクラウド端末「光iフレーム」向けに「電子貸本Renta!」サービスの提供を開始したと発表しました。「フレッツ・マーケット」を使って配信されます。価格は1冊100円〜。

これにより、電子貸本Renta!が配信するコミックや小説、実用書、写真集などのの電子書籍約8000冊を光iフレームで利用可能となり、すでにサービスを提供しているWindowsやMac、iPhone、iPad、Android端末などとのコンテンツの相互利用ができるとしています。今後、雑誌や動画の配信も予定しているそうです。

大日本印刷、電子書籍販売サイトをリニューアル

大日本印刷(DNP)は、電子書籍販売サイト「ウェブの書斎」をリニューアルし、「honto」としてオープンしました。

新サイトは、オンライン書店「ビーケーワン(bk1)」と連携することで、電子書籍だけでなく紙の書籍も購入できるようになりました。今後、bk1とシステムを統合し、1つのサイトで電子書籍と紙の書籍が購入できる形にするそうです。また、DNPグループの丸善、ジュンク堂、文教堂などのリアル書店との連携を強化し、電子書籍、オンライン書店、リアル書店を統合するサービスを提供するとしています。

ソニー、電子書籍リーダー「Reader」を国内投入

ソニーは、電子ペーパーを採用した電子書籍リーダー「Reader」を12月10日に発売すると発表しました。

6インチ(800×600ドット)の「Reader Touch Edition(PRS-650)」と、5インチ(800×600ドット)の「Reader Pocket Edition(PRS-350)」の2モデルをラインアップ。価格はオープンプライスで、市場価格はTouch Editionが2万5000円前後、Pocket Editionが2万円前後だと予想されています。

ディスプレイに電子ペーパー「E Ink Pearl」を採用し、16階調グレースケールでの表示が可能で、一度の充電で約1万ページの連続ページめくりができるとしています。
また、オンラインブックストア「Reader Store」を12月10日に同時開設します。サービス開始時には2万冊以上の書籍を準備するそうです。

ソニーストア