同文書によると、海賊版の配信に対して著者や出版社がAppleに対して削除を要請しても、一部は削除されたものの大半の違法配信が継続されているとし、
「著作権処理の事前チェックは不可能であり行うつもりはないと主張している旨が報じられていますが、著作等の内容についての事前審査は行いながら、明白な著作権侵害行為をチェックできないとは、到底納得できかねる説明です。」
と、Appleのダブルスタンダードな姿勢に疑問を投げかけています。また、削除要請窓口、削除手順、削除の判断基準、海賊版の販売データなどが明らかになっていないことも問題視。
「出版社側の協力が必要であれば、私たち4団体としてサポートを惜しむものではありません。むしろ同じテーブルを囲み、ともにデジタル・ネットワーク時代の新たなルール作りに取り組んでいきたいと考えています。アップル社の責任ある対応を改めて強く要請します。」
と、Appleが話し合いのテーブルにつくことを要求しています。