NECは、公共図書館向けの総合図書館システム「
GPRIME図書館ソリューション」を強化し、電子書籍の検索・予約・貸出・返却に対応する新機能を開発、販売を開始したと発表しました。電子書籍対応機能の価格は120万円。今後3年間で約50の団体への提供を目指すとしています。
電子書籍への対応は、
大日本印刷(DNP)などが提供する「
電子図書館サービス」との連携で実現します。「電子図書館サービス」は、書籍コンテンツのデジタル化、使用許諾、配信までを一括で提供するもので、「GPRIME図書館ソリューション」と連携することで、一般書籍と電子書籍の統合的な管理が可能となるそうです。
なお、同システムを利用した電子書籍の貸出サービスが、
堺市立図書館で2011年1月8日より開始されるとのことです。