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2010年12月22日
講談社、吉本佳生「マクドナルドはなぜケータイで安売りを始めたのか?」をiPhone/iPad向けに発売
講談社は、iPad/iPhone向け電子書籍アプリ「マクドナルドはなぜケータイで安売りを始めたのか?【リッチ版】」(吉本佳生著)を発売しました。価格は1700円。
同アプリは、2010年11月に出版された単行本「マクドナルドはなぜケータイで安売りを始めたのか? クーポン・オマケ・ゲームのビジネス戦略」を電子書籍化したもの。紙の書籍に新たに2章分を追加したほか、音声付きで章のはじめに予習、おわりに復習ができたり、図表をすべてフルカラー化・アニメーション化したりと「リッチコンテンツ化」されています。また、参考文献にした西田宗千佳著「美学vs.実利――『チーム久夛良木』対任天堂の総力戦15年史」の第3章も付属しています。
内容:
- マクドナルドのケータイクーポンの本当の狙いは何か?
- AKBオマケ商法の成功要因は何か?
- なぜファミリーマートで買い物をしたレシートに好きな映画レンタルのクーポンがついている?
- 高機能TシャツよりもデザインがいいだけのTシャツのほうがなぜ高い?
- ゲームソフト会社が廉価版を売り出す理由は?
- 牛丼の値下げ競争はなぜ続く?
- まだ7月なのになぜ夏物の最終バーゲンが行われる?
なお、同アプリをテキストに使うことを前提にした講義(半期分)を、「講談社寄付講座」として開講してくれる大学を公募しているとのことです。
関連リンク
- 損益は糾える縄の如し(吉本佳生ブログ)「電子書籍発売決定 & 2011年度の講義先を公募中」
- ITmedia eBook USER「エコノミストが読み解く電子書籍市場:「初期の買い手に報いる電子書籍を」――吉本佳生氏が考える「本のミライ」」